ピース・フェスティバル’04(横須賀)に参加して

10月17日の日曜日、横須賀でピース・フェスティバルが開催され、フォーラムからも数人が参加しました。このフェスティバルは、「非核の街ヨコスカ」を訴えて、様々な市民団体や労働組合が協力して行っているもので、今年で19回目になります。 みんな、船で基地見学ができる企画を期待していたのですが、あいにく風が強いということで中止。到着早々、一同がっかり。

しかし展示企画は盛りだくさんで、08年に配備予定の原子力空母の危険性や、池子の新たな米軍住宅建設問題を訴える展示、さらには横須加基地の立体模型、反基地運動50年史の写真パネルなど、力作ぞろいでした。

今年のメイン企画は、「止めよう!原子力空母の母港」。73年に空母の母港化が始まって、31年。なんとか、空母の母港をストップさせたいという思いが伝わってくる企画でした。 他にも、空母艦載機の爆音を体験するコーナーなどに参加しました。

その後出店で食事をしている途中、毎月見学会を行っているヨコスカ平和船団の方と話をしていたら、横須賀の基地が一望できるポイントを案内してあげるということになり、急遽連れて行ってもらうことに…。

停泊中のキティホークや延長工事が進められている12号バースの様子、また海上自衛隊の護衛艦などを詳しく見ることができ、丁寧なガイドをしていただいた平和船団の方にはたいへんお世話になりました。

あっという間の一日でしたが、この海からイラクやアフガンへの出撃が行われていることを考えると、基地のない街を取り戻すことが大切だと強く実感しました。
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